2017年春撮影会
「伊豆箱根鉄道・虹の郷・伊豆急行線」
6月17日(土)・18日(日)開催
総評:山崎 友也
二日目が天候に恵まれなかった撮影会だったせいか、
似たような作品が多く見られました。
そうなると感性は同じということですから、
構図や露出などの技術的な面で絞ることになります。
写真は感性で撮るものですが、
やはり知識や技術に長けているに
越したことはありません。
また相変わらず、
また相変わらず、
人を撮るのに及び腰です。
もっと自信を持ってきちんと声を掛け、
じっくりと撮るように心がけましょう。
第二席 「波しぶき」 木村正一
悪天候を逆手に取った一枚です。
第三席 「Northern Rock U の焚き口」
第四席 「のどかな昼下がり」 中村真理
富士山と列車を狙う人が多いなか、
第五席 「静寂の時」 尾崎浩
整備庫内のワンシーンですが、
第六席 「きしゃがきたよ」 米沢朋英
チビッコやお母さんのしぐさが抜群で
第一席 「緑のなかを」 森元容梨子
感性、構図、運転士のしぐさまで、
すべてが素晴らしいです。
緑のなかを走る列車のようすが見事に伝わってきます。
しかもタイミングの良いことに踏切まで
反射してくれたおかげで、
鉄道感も高まりました。
ただしさらに完璧を目指すなら、
ただしさらに完璧を目指すなら、
画面右下の人は不要でしょう。
撮影会なので
お互いが写りあったりしてしまいますが、
ときには作品のために移動してもらうのも
アリだと思います。
それが本当の譲りあいでしょう。
第二席 「波しぶき」 木村正一
悪天候を逆手に取った一枚です。
波を被るくらい、
ここまで果敢に攻めて撮影した
甲斐がありました。
列車の位置も、
ライトがちょこっとだけしか見えていないという絶妙です。
しぶきと列車とという確率の低い狙いで
何度も撮り直したことでしょうが、
それが本当に報われましたね。
第三席 「Northern Rock U の焚き口」
小泉光太郎
一見HDRかと見間違うくらいの
テイストにビックリしました。
特に金属の質感が大変良く表現されており、
ツルツルピカピカと部品が光りまくっています。
条件が整うとここまでメタル感が満載になるのかと、
逆に勉強になりました。
第四席 「のどかな昼下がり」 中村真理
富士山と列車を狙う人が多いなか、
あえて野に咲く昼顔に
テーマを絞ったことが良かったです。
列車のボケ具合もちょうど良いですね。
ただしもっと低い位置から、
花も3〜4つほどに絞って撮れば、
もっと迫力も出ましたし上位になったことでしょう。
第五席 「静寂の時」 尾崎浩
整備庫内のワンシーンですが、
ローキーでまとめているため
蒸気機関車の質感が良く伝わってきます。
ポイントは、
人の顔の輪郭がハイライト部にあるということです。
これがシャドー部にあると背景と重なってしまい、
顔が全く目立たなくなってしまいます。
構図のバランスも良く、
シンプルながらまとまった作品だと思います。
第六席 「きしゃがきたよ」 米沢朋英
チビッコやお母さんのしぐさが抜群で
とても微笑ましいカットですね。
そのなかで一番右の緑の服の子はポーズがないので、
提出のときにトリミングするべきでした。
あとはしゃがんで子ども目線で撮れば、
チビッコとの距離も縮まり、
なお良くなったことでしょう。
また用紙選びからプリントもとてもきれいだったのは
特筆すべきことでした。