2017年03月14日

第30回例会(1/22実施)入席作品【テーマ:自由】



テーマ : 自由

総評 山ア 友也


今回はテーマが「自由」ということで、
皆さんの個性あふれる?
作品群が集まると期待していましたが、
やや拍子抜けした感が否めませんでした・・・
「好きなように撮ってください」と
クライアントに言われるのが一番困るのが私たちプロの世界、
皆さんはアマチュアなので自分の好きなテーマで
生き生きとした写真を素直に撮れば良かったのですが、
少々考えすぎたようでしたね。
既存の枠にとらわれず、
そもそももっと自由な発想でそれぞれ刺激し合って、
この会を盛り上げて生きましょう!




第一席 「ヴィーナス」 福田光昭

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三日月と列車の軌跡を見事に捉えた作品です。
月の出と方角、そして列車の時間を計算しないと撮れません。
しかも月に大接近した金星をも写し止めていることで、
より写真的価値を高めています。
すべてが狙い通りに撮れた素晴らしい一枚だと思います。




第二席 「降りすぎ・・」 西住美穂

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降りしきる雪のなか、
踏切を渡るけなげな親子の姿を写しました。
画面右側の空間がちょっと余計でしたが、
レールのカーブの向きと親子の進行方向など、
全体的には構図のバランスも取れています。
ただしタイトルの付け方を
もう少し考えた方が良いかと思います。




第三席 「雪日」 森元容梨子

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このような悪条件でこそ良い写真が撮れるのだと、
経験上ボクは思います。
美しく幻想的な風景なのですが、
構図に難がありました。
ベンチを中央に置いてシンメトリーにして、
右の柱はカットすべきでした。
ただ列車をブラした感性は大正解でしたね。




第四席 「子午線の駅」 中村真理

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日本標準時子午線をまたぐ駅でのスナップですが、
ホームのタイルだけでは鉄道感に乏しいので、
奥に列車を入れたのが良かったです。
ただしもっとISO感度を低くして
絞って撮れば必然的にシャッター速度も遅くなります。
その結果列車がブレるので、
さらに良くなったと思います。




第五席 「かって踏切」 山川健一

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雪原を歩く小動物の足跡。
それが線路をまたいでいることから、
このタイトルになったのだと思います。
まぁ彼らにしてみれば踏切もなにもないのでしょうが(笑)。
ただスクエアにした意味が見えないのと、
どうせなら樹木の影がないところで撮りたかったですね。




第六席 「散歩」 尾崎浩

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かつての写真展の際に、
「園児でもいればもっと良かったのに」と
ボクが講評したリベンジなのか、
田舎の昼時を非常に表した作品です。
ただしもっと言うならば、
やはり園児たちが
この踏切を渡っていた方が良いでしょうね。
それくらいやらないと面白くありませんね!




次点(順不同)

堀内敦彦、 固山敏行、 渡部円


posted by CPCれいるうぇいず at 20:21| 日記

2016年 年度賞 入賞・入席作品


2016年 年度賞
総評 山ア 友也



総評
やはり年度賞ともなると皆さんのやる気が変わってきますね。
場所も季節も異なるそれぞれの作品を見ていると、
他の鉄道フォトコンにはない個性が感じられ嬉しく思います。
ただし会員数に比べると提出枚数が少ないのが
残念なところではありますが。




最優秀賞
 「朝焼けザバーン」 堀内敦彦

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波と列車を同時に撮るだけでも難しいのですが、
さらに朝焼けを受けて列車の輝きも加わり、
これ以上ない組み合わせになりましたね。
もちろん露出や構図のバランスなども良く
基礎もできていますので、
運だけではなく作者の実力も感じ取れる秀作です。




第一席 「輝け、ゴーッ!!」 山本俊則

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作品であればピントが合ってたりぶれていないということは
それほど重要ではありません。
逆光で輝くレールとトンネルの中との激しい明暗差を
ぼかしたりぶらしたりすることで、
とても詩的で空想的に表現されています。
ただしその雰囲気とタイトルが少しずれているように思えます。




第二席 「来るよ!!」 山川健一

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色づく空をバックに踏切の遮断棒が
クロスする瞬間を見事に切り取りました。
空だけではなく、
霧が浮かんでいるのも幻想的で素晴らしいです。
しかしこの状況下で踏切がこれだけ明るく写るはずはありません。
写真は黒つぶれや白飛びがあって然るべきなので、
あまり極端な調整は不要かと思います。




第三席 「線路」 西住美穂

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ちょっと鉄道に関心がない人が見れば
いったい何を撮ったのか分かりかねるでしょうが、
個人的には大好きなテイストです。
露出を絞り、線路が輝いているところのみを表しているので、
ローキーで大変印象的な作品に仕上がっています。




第四席 「雨の養老渓谷駅」 駒崎洋介

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写真は動画と違い、
見る人に想像させるところが強みでもあります。
だとするとこの作品の成否は
右にいるであろう駅員さんの手しか
画面に入れなかったことです。
ただしもっと連写して
車掌さんの表情がもっと良いのが撮れていれば、
さらに上位に行けたことでしょう。




第五席 「平和の祭典」 吉田靖子

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同じような絵柄を何年もチャレンジされているようですが、
この一枚が一番良いと思います。
やや高いカメラポジションから撮っているので
ここまでの奥行きが出ているのでしょう。
ただし年度賞はプリント提出なので、
ちょっと色の不具合がもったいなかったですね。




第六席 「めがね橋と祖父と孫」 高橋信行

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のどかな線路端をお祖父さんとお孫さんが
自転車で散歩しているという、
とてもほのぼのとしたワンシーンです。
しかしもっと作品として訴えるには
焦点距離が足りませんでしたね。
二人と眼鏡橋がもっとアップで撮れていればと
悔やんでなりません。




第七席 「注意!!」 渡部円

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通常であれば反射しているシーンを撮るのなら、
反射物に写っている方にピントを合わせるものですが、
この場合はその逆、
つまりこの状態で良かったと思います。
とはいえ構図に難がありますね。
画面右側は標識がギリギリ入るあたりで
カットして良かったと思います。




第八席 「みんなで行ってきまーす」 大野康晴

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親子の楽しそうな表情に惹かれてしまいました。
ところが構図が散漫です。
親子は画面の下の方に置く、
そしてお母さんの右の人は髪の毛のあたりで
カットすべきでした。
せっかくの笑顔ですが、
それに夢中にならずに
画面全体を今一度確認してから
シャッターを押す癖をつけましょう。


posted by CPCれいるうぇいず at 05:30| 日記

2017年01月19日

第29回例会(12/18実施)入席作品【テーマ:クリスマスっぽい】



テーマ : クリスマスっぽい

総評 山ア 友也

写真家の小澤太一氏よりいただいた
「クリスマスっぽい」というテーマのもと、
各自苦労されたようすが提出作品から伺えます。
なかなか難解なテーマだと思いますが、
キーは「っぽい」というところなのではないでしょうか。
つまり「クリスマス」ではないということです。
そう読み取ると、
サンタやツリーといったズバリではなく、
なんとなくそれを感じさせる表現に
なっていくのではないかと思います。




第一席 「毎日がスペシャル」 吉田 靖子

審査用_吉田靖子_毎日がスペシャル.jpg

カラフルな自動改札をツリーに見立てる
という感性が素晴らしいですね。
人の配置やシャッター速度など
写真的には難点が多いものの、
発想力の方が勝りました。
おそらく小澤氏もこういうことを
言いたかったのではないでしょうか。




第二席 「シグナルイルミネーション」 高橋 信行

審査用_高橋信行_シグナルイルミネーション.jpg

線路に立つ多くの信号機を
クリスマスのイルミネーションに例える
というアイデアが見事でした。
右のホームはもう少し削っても良かったですが、
とにかくテーマや趣旨にのっとった絶妙な作品です。
この感受性をどんどん伸ばしていって欲しいと思います。




第三席 「Mickey in Mickey」 市川健一郎

審査用_市川健一郎_Mickey in Mickey.jpg

ぱっと見はよく分かりませんでしたが、
STATIONの文字があるので駅→
ディズニーリゾートライン
だという図式が成り立ちます。
ただ赤いイルミネーションは
もっとぼかした方が良かったでしょう。
F値が1.4なので、
この場合はもっと望遠のレンズを使うべきでしたね。




第四席 「お待たせぇー。」 新田 和仁

審査用_新田和仁_お待たせぇー。.jpg

アーケードの灯りやイルミネーションで
クリスマスっぽさが伝わり、
また人を入れたのがポイントでした。
しかしながら、このあたりからだんだんと
そのものズバリに近づいてきています。
あと焦ったせいか水平が出てないのも惜しい点でした。




第五席 「たずむ昭和」 渡田 宏

審査用_渡田宏_たたずむ昭和.jpg

おなじみ新橋のSLとイルミネーションを
大胆に切り取りました。
が、やりすぎたせいか、
一般の人が見たときにSLと分かるかどうか、
そこが悩ましいところでした。
もう少し鉄道感があると
もっと上位にいく作品でしたが、
とはいえこの大胆さはある意味評価できると思います。




第六席 「聖夜の夜に」 野村 一也

審査用_野村一也_聖夜の夜に.jpg

クロスフィルターを使って
クリスマスらしさを表現するほか、
遠近感を利用して巧みにツリーを
イメージさせるところも良い視点です。
ただしこちらももう少し線路を強調しないと、
鉄道スナップとしては成立しないのではないでしょうか。




次点

米沢 朋英  岩山 典之


posted by CPCれいるうぇいず at 21:05| 日記