2021年10月15日

2021年秋のリモート撮影会テーマ「重」

2021年秋リモート撮影会

 10月10日(日)テーマ「重」  




総評:山崎 友也

今回のテーマはいろいろな解釈ができるようにし、

会員それぞれの感じとった「重」を表現してもらいました。

結果はやはり「重い」と「重なり」

と捉えた人がほとんどでした。

もう少しひねりを利かせた作品があっても良かったかなと、

発想の乏しさに多少残念な気もしました。



第一席 「トラス
木村 正一

重@トラス 木村正一.jpg

トラス橋を斜めから眺めれば、

それ自体三角形が重なって見えますが、

形や色の異なるトラス橋が4本も重なっているところからすると、

すでに撮る前からこの場所で撮影しようと決めていたのでしょう。

その狙い通り複雑で面白い重なりになっただけではなく、

列車も数本行き交っており、

造形美だけでなく華を添えてくれました。




第二席 「かさなり
山川健一

重Aかさなり 山川健一.jpg

比較明か何かの合成ゆえに一部がおかしな表現になっていますが、

なかには合成しないと撮りたくても撮れない写真もありますので、

事実を重ねたりする合成は全然問題ないと思っています。

という点からすると、遮断棒のヒラヒラする重なりは良かったですが、

詰めもきちんと仕上げたかったですね。




第三席 「鱗のトンネル
窪田 稔


重B鱗のトンネル 窪田稔.jpg

レンガ造りの重そうなトンネルの一部を切り取っていますが、

トリミングをしていないとするならば完璧なフレーミングですね。

列車のライトの入り方が素晴らしいです。

出口付近に木の枝が伸びていることからも、単なる重量の重さだけではなく、

歴史の重みも感じずにはいられません。




第四席 「雨を散らして
寺倉 篤史

重C雨を散らして 寺倉篤史.jpg

機関車の台車が連なる重量感を上手く捉えています。

望遠レンズを使っていることから圧縮効果が生まれ、

それがより伝わりやすかったのでしょう。

とはいえもっと激しく雨飛沫が飛んでいれば別ですが

雨の存在感が非常に乏しいので、

タイトルは再考の余地がありますね。







posted by CPCれいるうぇいず at 10:11| 日記