2022年01月07日

2021年 年度賞

2021年年度賞


総評:山崎 友也

毎回気が重くなる年度賞。理由は、

「ホントにこれがあなたにとって今年一番の作品ですか?」

と問い詰めたくなるくらい、

レベルが低いからです… 

ただ今回は、なかには素晴らしい作品がありました。

しょぼい作品との差が激しかったのも、

また今年の特徴でした。






最優秀賞 「ようこそ!北の大地へ」
野村一也
2021年度 最優秀賞「ようこそ!北の大地へ」野村一也.jpg

動物は言うことを聞いてくれないので、

撮ることは難しいですね。

ましてや鉄道と動物を絡めるなんて、至難の業です。

そう考えると、運にも恵まれましたが、

その運をたぐり寄せてモノにした、素晴らしい一枚です。

構図も良く、超望遠レンズでピント合わせも厳しいなかバッチリと合わせ、

ダントツの最優秀賞でした。




第一席 「遡上の季節
山内真弓
2021.jpg

一面を水面で覆った、
意表を突かれた作品に驚きました。

その水面はキラキラと輝き、しかもカメラアングルも相まって

美しさと迫力を兼ねそなえています。

なによりも自然の川の流れのなか、

0.1秒でもタイミングが狂うと台無しになってしまうこの一枚に

チャレンジしようとした勇気に拍手を送りたいです。








第二席「やさしい時間
窪田稔
2021年度Aやさしい時間窪田稔.jpg

あかるくほのぼのとしたカットで、

見ているこちらも心が和みます。

お母さんがホームの線路際を歩いていることから、

我が子に対する愛情を感じずにはいられません。

そして通常ならその親子にピントを合わせるところを

手前の桜に合わせた感覚は素晴らしいですね。

できれば左にあるオレンジ色の柱はカットして欲しかったです。








第三席「邂逅
市川健一郎
2021年度B 市川健一郎.jpg

鉄道写真は基本的に自然が相手なので、

定時にやってくる列車と

その現象などをシンクロさせるのは、本当に難しい作業です。

ただし、時には自然界の方から「撮ってくれ」とやってくることがあります。

要はその時にカメラを持っているか、

そのチャンスを冷静に受け止めてきちんと撮れるかです。

その場面や状況をうらやんでばかりでは、

上は望めません。







第四席「かたらい
木村正一
2021年度Cかたらい木村正一.jpg

通常、日の丸構図は良くない構図とされていますが、

この場合、太陽は真ん中で正解です。

しかも運を味方につけ、太陽のなかに車内の2人が語り合っているシーンを

見事に撮ることができました。

他の窓がブラインドを降ろしていたせいか、

まさにここだけが浮かび上がったのもラッキーでした。




posted by CPCれいるうぇいず at 21:03| 日記