2022年春の撮影会
「京王井の頭線、三鷹跨線橋、西部多摩川線」
7月17日(日)
7月17日(日)
総評:山崎 友也
今回の撮影会は
京王井の頭線、中央線、西武多摩川線のほか、
南武線や貨物列車も撮影対象ということで範囲が広く、
そのなかでどこにポイントを絞るかが
結果を左右したと思います。
総合的にはやはり井の頭線の作品が多かったですが、
その分撮り方や視点を工夫したものが選ばれました。第一席 「rusted」
高橋信行
錆びた鉄の柱やフェンスが主題ですが、
背景に新型の車両が写っているのが
それとは対照的で良かったです。
この作品のポイントは
フェンスの編み目のなかにどの車両を入れるか?
だったと思いますが、
特急車両を選択した感覚と、
そしてそれに伴う全体の構図のバランスや絞り値も、
すべて的確でした。第二席 「真夏の休日」
篠原幸彦
この作品の決め手はシャッター速度と人の配置ですね。
スローシャッターで撮影しているため、
緑の風景の静のなかに、人々が歩いている動の要素を加えています。
惜しむらくはもう少し休日っぽい人が写っていて欲しかったことと、
ちょっと露出がアンダーだったことでしょうか。