2019年春撮影会
「東武スカイツリーライン・亀戸線」
5月19日(土)
総評:山崎 友也
今回は前半はスナップ、
後半は風景がメインとなるような撮影場所だっただけに、
似かよった作品が多くなってしまいました。
そのなかで自己の感性をアピールした人たちが、
選出された印象です。
ただしもう少しイメージよりの作品があっても
良かったような木がしています。
第一席 「お先にパチリ」
佐藤 新一郎

スナップを撮るときに、常々
「第三者や傍観者になるな」
と言ってきました。
ただその場面を外野から撮るのではなく、
自分もそこに加わらないと臨場感ある写真は撮れません。
その観点からいうと、
こちらの作品は見物客ではなく、
祭りに参加している人の目線から撮られています。
列車もお神輿色で華やかさを増してくれました。
「第三者や傍観者になるな」
と言ってきました。
ただその場面を外野から撮るのではなく、
自分もそこに加わらないと臨場感ある写真は撮れません。
その観点からいうと、
こちらの作品は見物客ではなく、
祭りに参加している人の目線から撮られています。
列車もお神輿色で華やかさを増してくれました。
第二席 「タイムトンネル」
野村 一也
暗く狭いガード下のようすが、よく再現されています。
列車をブラして動感を表したのは正解でした。
加えて手前のシルエットの人物がいたことで、
奥の踏切との距離感も生じているうえ、
背景を傍観しているような、
なにかキーパンソン的な役割も果たしています。
列車をブラして動感を表したのは正解でした。
加えて手前のシルエットの人物がいたことで、
奥の踏切との距離感も生じているうえ、
背景を傍観しているような、
なにかキーパンソン的な役割も果たしています。
第三席 「武骨」
森元 容梨子
ガードの裏側の幾何学模様を画面いっぱいに配置した大胆な構図です。
しかもわずかなハイライトをうまく活かし
金属に質感も感じられます。
もしかすると列車は普通ではなく、
特急などであれば、
もっと鉄道の存在感が出ていたかも知れません。
しかもわずかなハイライトをうまく活かし
金属に質感も感じられます。
もしかすると列車は普通ではなく、
特急などであれば、
もっと鉄道の存在感が出ていたかも知れません。